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30秒以上の「キッチン用の薬用ハンドソープ」との接触で主要な食中毒菌が生残しないことを確認

2014/09/19

30秒以上のキッチン用の薬用ハンドソープとの接触で、
腸管出血性大腸菌O157など主要な食中毒菌が生残しないことを確認

『バイ菌・感染症から家族を守る 徹底!手洗いラボ』(事務局:東京都渋谷区、総合監修:東北大学大学院医学科研究科 賀来満夫先生、以下『徹底!手洗いラボ』)では、家庭でもできる衛生的な「ハンドソープを使ったしっかり手洗い」を推奨しています。

その一環として、東北大学病院 総合感染症科 検査部のご協力の下、市販のキッチン用の薬用ハンドソープについて、主要な食中毒菌に対する接触時間における殺菌力の検証を行いましたので公表いたします。

【レポート】キッチン用ハンドソープの殺菌力を検証.pdf

検証試験では、腸管出血性大腸菌O157、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌など、梅雨から夏にかけて多い細菌性食中毒の原因菌、5種類について調べました。

検証試験の結果、薬用ハンドソープに105個の菌を添加したところ、15秒の接触で各菌とも多くが殺菌され、30秒以上の接触で、各菌は生残しませんでした。また、今回調べた菌種による殺菌力の差はありませんでした。

食中毒の原因菌が付着しがちな生の肉や魚を触る場合、家族が食中毒を発症した場合、トイレの後など、殺菌成分の入った薬用せっけんを使用する場合は、30秒程度時間をかけたしっかり手洗いを心がけましょう。


検証試験概要

検証したハンドソープ
『市販のキッチン用の薬用ハンドソープ』
(有効成分:サリチル酸)

検証した食中毒原因菌
・腸管出血性大腸菌O157 Escherichia coli O157 (臨床分離)
・サルモネラ属菌  Salmonella属 (臨床分離)
・黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus (臨床分離)
・腸炎ビブリオ  Vibrio parahaemolyticus (臨床分離)
・カンピロバクター Campylobacter jejuni (臨床分離)

検証方法
① ハンドソープ、滅菌水それぞれ1mlに10の5乗の菌を添加 (※腸炎ビブリオのみ5倍の菌量を添加)
② 15秒、30秒、60秒間、よく混ぜ、十分に菌とハンドソープまたは滅菌水を接触させる
③ すぐに10mlの滅菌水に100μl入れて希釈(中和)
④ 100μlを寒天培地(MHA)に塗り拡げる

検証結果 
キッチン用の薬用ハンドソープに10の5乗の菌を添加したところ、 30秒以上の接触で、各菌は生残しなかった。

※検証試験:東北大学大学院 感染制御・検査診断学分野

バイ菌・感染症から家族を守る「徹底!手洗いラボ」… 感染症・食中毒を防ぐ正しい手洗いを推進する、感染症予防対策の情報・研究サイト

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