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実験に協力「手の洗い方で、おにぎりに付着する雑菌数がどれくらい違うのか」

2014/05/23

食中毒が気になる季節になりました。
食中毒を予防する衛生管理の基本が手洗いです。

当研究所では、薬用せっけん「ミューズ」様と衛生微生物研究センター様の行った
手の洗い方で、調理した料理に付着する雑菌がどの程度変わってくるのかを調べる実験に協力しました。

今回の実験では、2つの異なる手の洗い方でおにぎりを作り、おにぎり1個あたりに付着した雑菌数を、
おにぎりを作った直後と常温で3時間置いた状態で調べました。

▼ 比較した手洗い

① 不十分なささっと手洗い
・ 流水(水道水)のみ
・ 手洗い時間:3秒~10秒

② 専門家が推奨するしっかり手洗い
・ ハンドソープを使用
・ 手洗い時間:30秒+すすぎ(水道水)
・ 洗いの残しやすいポイントを意識して手を洗う(徹底!手洗い6つのステップ
・ 手洗い前後に汚れた場所を触らない「ノータッチな手洗い」

▼ 実験結果

水だけの不十分な手洗いで作ったおにぎりは、3時間後に雑菌数が100万個以上に!
その数、ハンドソープでしっかり手を洗って作ったおにぎりの611倍!

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不十分な「ささっと手洗い」をして、素手でおにぎりをにぎると、500個の雑菌がおにぎりに付着し、3時間後には1,100,000個にまで増殖しました。一方の専門家が推奨する「しっかり手洗い」では、20個の雑菌がおにぎりに付着し、3時間後では1,800個でした。

「ささっと手洗い」と「しっかり手洗い」で菌数を比較すると、にぎった直後のおにぎりでは、「ささっと手洗い」は「しっかり手洗い」の25倍の雑菌がおにぎりに付着し、3時間後にはその差が611倍にもなりました。

実験結果からも、調理の前や調理中には、ハンドソープを使用した丁寧でノータッチな手洗いが重要であることがわかります。
この実験はおにぎりだけ話ではなく、日常の料理全般にいえることです。
これからの季節に備えて、手の汚れやバイ菌をきちんと落とすことを意識したしっかり手洗いを心がけましょう。

洗い残しを意識した「徹底!手洗い6つのステップ」を習慣化しましょう。

また、できるだけ汚れた場所を触れない"ノータッチな手洗い"も覚えると、より衛生的です。

バイ菌・感染症から家族を守る「徹底!手洗いラボ」… 感染症・食中毒を防ぐ正しい手洗いを推進する、感染症予防対策の情報・研究サイト

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